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少し遅めの青春

  • 小さい頃、プールはどこにもなく海で泳いでいたと言うより遊んでいました。

    幼稚園の頃、母から海でのルールを教えられた気がします。

    夏になると学校から海での水泳大会があり、先生方から泳ぎ方の指導はなく

    自由な形での水遊びだったような気がします。

    自由形・背泳ぎ・バタフライ等などあることさえも知りませんでした。

    平泳ぎは母が泳いでいたので、真似て泳いでいたようです。

    今思えば背泳ぎに近い泳ぎで一等になった記憶があります。

    長男が幼稚園の頃、園に7mのプールができました。

    その時水泳の心構えを伝えた記憶があります。

    その頃私はママさんバレーに夢中で香川県の代表で全国大会に出場したことも

    ありました。

    子育てで忙しい日々を送っていて大人の水泳教室があることは知りませんでした。

    水泳を本格的に始めたのは60歳近くになってからですから、まだ日も浅く

    「ブクブク・・パァ〜」から始まり、自由形・背泳ぎ・平泳ぎ・バタフライと

    いつか泳げるようになる!と、一生懸命練習をしました。

    プールの水もたくさん飲み息が苦しくなるほど、でも毎日が楽しく少しずつ

    楽に泳げるようになると時間さえ忘れてしまうようになりました。

    マスターズがある事は知っていましたが、私のような者が参加できる事さえ

    知りませんでした。

    ジャパンクラブ高松に入会して1年近くたった頃です。

    「リレーに参加しませんか」と声をかけられ「バタフライであれば・・・」と

    答えてしまい反省しました。

    それから特別に飛び込み・ターンの練習が始まり楽しい日々が続きました。

    この年齢になりますと胸がドキドキはありませんでした。

    大会が終わった時、

    “自分流で泳げる喜び ! 楽しめる目標ができた !! ”と思いました。

    ジャパンに入会してよかった。

    子育てに追われ、子育てに開放され、その張りつめた気持ちに少し大きめの

    穴が開いて来ていた。でもこれからが少し遅めの かな

    多少の年齢差はありますが、就いて行きます。行きたいです。

    たくさんの話題を持ったたくさんのお友達もできました。今楽しいときを

    過ごす事が出来ています。

    私はパッチワークを20年以上も続けております。

    それと同じ位、泳ぐ事が“楽しくて 楽しくて”

    皆さんも今からでも遅くはありません。

    マスターズ教室・大会に参加してみませんか !?

    私の目標は 『最後まで健康で楽しく送りたい!』

    ジャパンクラブ高松  山奥 博子

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