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高松に来て良かったな



第17回香川県マスターズ水泳大会で年代別女子の優秀選手賞のメダルをいただいた。
マスターズ大会に出始めて9年になるが最も華々しい瞬間だった。
昨年4月高松に引越して来て今回初めての出場であった。
1月中旬、何の種目にしようかと考えていた時、ジャパンクラブの壁に貼られた過去の大会記録表を一緒に見ていたマスターズコースの仲間が「大会記録狙えるよ。」と一言、
まさかと思ったがその言葉に背中を押され、いつも出ている平50に加え3年ぶりに平100に挑戦することにした。
そして2月初旬、県立プールへ事前練習に行った。泳いでみると深いプールで息苦しく、一かき一けりでタイミング良く浮き上がれず、ターンでは手も足も滑る。
泳ぎにくいなあ、とても記録なんて狙うどころではないと実感、後悔したがもう遅い。泳ぐしかないのだ。
さて当日。
一本目まで3時間もあると思い入念にアップをしたがこれがいけなかった。競技が始まり仲間たちを応援していると、どっと疲れが出てきて体がだるい。こんなことは初めてで動揺する。早く回復させなくてはとドリンク剤やおにぎりチョコレートなど、お腹がすいてもいないのに手当たり次第食べる。
11時過ぎ、じれてきてプールサイドに下りる。少し早いがシャワ−を浴び帽子ゴーグルもつけスタンバイOK。
腕や肩、脚のストレッチもする。
召集席で待ちながら若い人のしなやかで力強い泳ぎを見ていた。あんなふうに泳ぎたいとイメージをやきつけ集中していた時、ふと腰に手を当てると、水着の上にスパッツをはいたままである事に気付く。危うくこのまま泳ぐところだった。冷や汗、ゾッとした。
初めての大会、初めての会場、久しぶりの種目、やはり緊張していたのだろう。
色々ハプニングもあったが自分の種目は辛うじて大会新記録で泳ぐことができた。
最後はフリーリレー。
実はこれが一番イヤな種目だった。何度か出たことはあるが、過去に一度4泳で泳いだ時、一位で受けてビリでゴールした恥ずかしいことがあった。だから今回は2泳か3泳でと頼んだが、「私たちはビリだから誰も見てないよ」と強引に押し切られ4泳になる。ところが予想に反して一位で私に向かってくるではないか。
ドキドキしながら仲間の「ハイ」の声で飛び込み必死で腕を回しキックを打つ。
最後までいつ抜かれるか気が気ではなかった。ゴールして掲示板を見ると一位7コース、私たちだ。「ヤッター!」。メンバーとハイタッチ。最高にうれしい。
引継ぎで声を掛け合ったチームワークの勝利だ。
家に帰ってずっしり重いメダルを夫に見せた。
「高松に来て良かったな」と喜んでくれた。
引越して来た時3,4のスポーツクラブを見学し、スイミングの充実したジャパンクラブに入った。
レッスンは厳しいがお蔭で力が付いてきているように思う。
また良い仲間にも恵まれ楽しく通っている。
来年の大会では自己ベストが出ることを夢見て、これからもがんばって練習したいと思う。
応援ありがとうございました。
 
吉村由美子
<編集後記>
今年の香川県マスターズは「あっ!」という間に終了しちゃいました。メドレーリレーから盛り上がり25m・・・50m・・・
100m・・・「えっ!もうフリーリレー・・・?」
「きついね〜」「え〜〜もう〜〜」なんていいながら、フリーリレーはすごい盛り上がりでした。
160+チームでは志摩ちゃんが、アンカーの役目をしっかり果たし、昨年に続き2冠達成!
200+チームでも、誰が1番だのアンカーだの・・・結局、性格?で決めることに・・・でも吉村さんはほんとに大変だったと思います。でも、リレー前に優秀選手賞受賞はわかっていたので、やる気満々に見えたのは私だけでしょうか・・・
何はともあれ、年に1度のお祭り「香川県マスターズ」おもしろおかしく終了いたしました。
各校、初参加の方も増加傾向(フッフッフッ)まだまだマスターズ増殖計画進行中ですので、何それ??って興味のある方は・・・お待ちしております。
By aya.y

 

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